郡山城 (こおりやまじょう)
最寄地 鹿児島県鹿児島市郡山町6502 2018.12.13
郡山城 (こおりやまじょう)
最寄地 鹿児島県鹿児島市郡山町6502 2018.12.13
登城ルート(緑線は車道)
団地横を入る
廃屋手前を左に
2郭南側の堀切
2郭・土塁
主郭・高土塁
腰郭
西側の2重堀切
郡山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m】
【感想】 鹿児島市郡山町の標高185mの丘陵に築かれている。標識など一切なく、登り口は分かりにくいが、土塁、空堀、2重堀切など遺構はよく残っている。
【案内】 国道328号線より県道40号線を西に約200m行き、信号交差点を右折し菅原神社先を北に少し行き、住宅団地横に駐車する[マップコード147 357 270*17]。
東側に下ると階段があり、民家(廃屋)に通じている。廃屋の手前を左に登ると、居館跡のような平坦地があり、斜めに登る山道があり、祠が祀られている。
そこより登り、尾根を北に行くと、堀切がある。上段に広い2郭があり右手(東)に土塁が残っている。土塁上を北西に行くと広い主郭がある。
主郭の東側にも高土塁があり、その下段に腰郭、西側に2重堀切がある。
【歴史】 築城時期は不明であるが、郡山氏によって築かれたと云われる。 観応元年(1350年)北朝方に付いた郡山頼平は、南朝方の伊集院忠国に攻められ落城した。
郡山氏の後、城主として加治木氏、村田経安,入来院重朝、平田増宗などの名がある。
天文十四年(1545年)、島津貴久によって攻略された。