古池城 (ふるいけじょう) (菊地十八外城)
最寄地 熊本県菊池市出田654 2016.5.12
古池城 (ふるいけじょう) (菊地十八外城)
最寄地 熊本県菊池市出田654 2016.5.12
登城ルート(緑線は車道)
北側石段・説明板
段郭跡
主郭跡
説明板
出田鬼石古墳
古池城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道139号線より南に行った、表記番地の先に路駐できる[マップコード175 111 800*63]。
右の細い道を200mほど行くと入口石段があり、説明板が建てられている。石段を登ると、中段に郭があり、上り詰めると主郭がある。主郭の中央に土壇があり、二基の祠が祀られている。
南東に少し行くと、6世紀のものとされる古墳の石室がある(墳丘は消失し露出・菊池市の文化財)。
昭和四十一年(1966年)4月15日、菊池市の史跡に指定された。
【歴史】 『菊池風土記』には、「出田(いでた)村に在り 出田太郎代々居す。十八外城の内、今城跡を俗に鬼石という」と記されている。
当初は、菊池氏3代経頼の孫・経信から始まる出田氏が城主として在し、その後は、菊池氏一族の重臣である城氏の居城となった。
現在の熊本城の北東にかって所在した千葉城を築城したのが、出田氏14代秀信である。