玉城城 (たまぐすくじょう/たまぐすくぐすく) (国の史跡)
所在地 沖縄県南城市玉城字玉城420 2013.6.5
玉城城 (たまぐすくじょう/たまぐすくぐすく) (国の史跡)
所在地 沖縄県南城市玉城字玉城420 2013.6.5
登城ルート
1の郭
1の郭門
1の郭門内側
天つぎあまつぎの御嶽
玉城城 1の郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 「県立玉城青少年の家」(表記番地)の西約100mに「玉城城跡」の標識があり、城跡の東に駐車場がある[マップコード232 499 780*01]。
西に登って行くと石段の先に門があり、切石積みの城壁が残っている。
【説明】 「島尻郡誌」によると「アマミキヨが築いた城であるとの伝説があって、城主はアマミキヨの子孫即ち、天孫子であったと伝う」の記述がある。
城跡は一の郭、二の郭、三の郭が階段状に設けられた天然の要害の地に築かれている。
一の郭には東北東に自然石をくりぬいた城門を備え、城内には「天つぎあまつぎの御嶽」(神名「アガル御イベ、ツレル御イベ」)が祀られている。二の郭、三の郭の城壁は、戦後米軍基地建設の骨材用として持ち去られ、現在、根石がかろうじて残り樹木が茂っている。
昭和三十六年(1961年)6月15日県の史跡に指定され、昭和六十二年(1987年)8月21日に、国の史跡に指定された。