泉源寺城 (せんげんじじょう)
最寄地 京都府舞鶴市泉源寺991 2017.9.9
泉源寺城 (せんげんじじょう)
最寄地 京都府舞鶴市泉源寺991 2017.9.9
登城ルート
仏像のある峠よりの登り口
峠の100m先を左尾根へ
空堀状の穴
東側堀切・土橋
西側の主郭
主郭南下段の帯郭
泉源寺城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高270m】
【感想】 舞鶴湾の東、泉源寺集落の北側に聳える愛宕山(標高282m)頂上にある。
主郭は東西に細長く、南側に帯郭があり、東側に堀切を経て2段の郭がある。堀切の北側に井戸跡のような深い穴がある。参道東側の斜面に竪堀がある。
住民の話によると愛宕神社は現在地に移築されるまで、頂上にあったという。しかし、年月を経て旧参道は荒れ果て、見えにくい箇所も多かった(標識、マーキングなど一切なかった)。
【案内】 国道27号線より北に行った熊野神社(表記番地)手前に駐車スペースがある[マップコード174 829 830*37]。
熊野神社前の橋を渡って尾根に出、左にゆくと愛宕神社奥宮のある平坦地に出る。
仏像のある峠より左に行かず尾根方向に愛宕神社を移築する前の参道がある(左に行くと行き止まりとなり水を吐く龍が鎮座している)。
尾根を100mほど登ると、2股になり、左の尾根側へ登る。次第に堀道が現れ、比高約210mの急峻で九十九折の参道を登る。
4合目に水槽のようなコンクリートの残骸がある。5合目に崖崩れの細い道となり、その先に倒木で塞がれていた(潜ってゆけば、後は幅の広い堀道となっている)。
右に竪堀の下部が見え、その右を直登したが、倒木の先は歩きやすい道となり、帰りは帯郭より下り、ここに出た。
【歴史】 若狭武田氏に仕えた栗屋氏の居城と伝わるが、細は不明である。