雪浦城 (ゆきのうらじょう) (鳥越城)
所在地 長崎県西海市大瀬戸町雪浦上郷 2019.12.12
雪浦城 (ゆきのうらじょう) (鳥越城)
所在地 長崎県西海市大瀬戸町雪浦上郷 2019.12.12
登城ルート
登り口・説明板
説明板
虎口状の石垣
3郭の石垣(南側)
2郭の石垣(左側)
坂虎口・主郭石垣
主郭西側横堀・石垣
主郭北東の石垣
雪浦城 主郭跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高50m】
【感想】 雪浦川の左岸にある標高66mの丘陵に築かれている。東側に小田川が流れ天然の堀となっている。
3つの主要郭と付属郭から構成され、全体として各所に石垣がよく残っている。九州の西の外れにある城で、石垣が多く残っていることに驚かされた。
北側に主郭があり石垣が巡らされ、北から西にかけて横堀が残っている。
南側に坂虎口があり2郭につながっている 。その南に3郭があり、石垣が残っており、西側にも石垣で囲まれた方形の郭がある。
南端に虎口状の石垣が見られる。
【案内】 国道202号線より雪浦川東側の堤防道路を行き、寺尾橋を渡った先に登り口があり、説明板が建てられている[マップコード262 606 574*54](地図)。
【歴史】 元弘元年(1331年)豊前国田川郡(福岡県田川市周辺)から雪浦に移り、この地を支配した田川左近将監が築いたと伝えられている。