宮代城 (みやしろじょう)
所在地 和歌山県田辺市鮎川 2022.4.6
宮代城 (みやしろじょう)
所在地 和歌山県田辺市鮎川 2022.4.6
登城ルート
カーブ地点から登る
排水路・石垣
主郭・巨石
南西の腰郭
北西の堀切
宮代城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高160m】
【感想】 富田川と内ノ井川に三方を囲まれた標高約211mの山頂に築かれている。龍松山城の北東約2.7kmに位置している。
山頂の主郭は凸凹して3か所の巨石を巧みに利用した構造で、南西に腰郭、北西に堀切が残り、東側は鞍部を挟んで急な岩場の尾根に続いている。
【案内】 南東麓は擁壁で登ることができず、県道219号線のカーブ地点が切れておりそこから登った[マップコード457 825 249*85](地図)。
左斜めに登ると、両側に石積のある排水路のような所に出、それに沿って2か所石垣があり、その右側に回りこみ急斜面を登り、尾根に着いた。
尾根を西に行き、岩場を登ると鞍部と西に主郭がある。
主郭には3か所巨石が配置され、北西側に堀切が見られた。
帰宅してからグーグルストリートビューで見たら南側の墓地裏からよじ登ることができそうだった[マップコード184 209 747*88](地図)。
【歴史】 天正十三年(1585年)豊臣秀吉の紀州攻めに先立ち、龍松山城主山本康忠により築かれた陣城と考えられる。