立江城 (たつえじょう)
所在地 徳島県小松島市立江町清水17 2017.9.21
立江城 (たつえじょう)
所在地 徳島県小松島市立江町清水17 2017.9.21
景岩寺
秋葉神社石段
秋葉神社
曲輪跡・桜庭広場
頂上尾根道の仏像
立江城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 明確な標識など見当たらなかったが、桜庭広場などの雰囲気を感じることが出来る。
嘉永元年(1848年)の秋葉神社本殿・狛犬や享和元年(1801年)の鳥居がある。秋葉神社背後は、だらだらした尾根道で88ヶ所の仏像が点々と置かれ、堀切など防御施設は見当たらなかった。
【案内】 景岩寺(表記番地)下の県道28号線横に駐車できる[マップコード217 762 285*48]。
景岩寺及び背後の秋葉神社、桜庭広場が曲輪跡と思われる。小笠原氏(兼幸)の墓はあるとされるが、墓地に五輪塔がありこれかなあ?
【歴史】 天文十九年(1550年)、信濃国の林城にいた小笠原長時は、武田信玄に攻められ、紀伊国に逃れた。
阿波国で勢力のあった三好氏の招きにより、長時の息子・小笠原長幸が、現在の徳島県小松島市大林町中村にあった中村城に残った。弘治年間(1555~58年)、中村城より立江城に移った。
天正年間(1573~92年、長幸の息子・小笠原兼幸が居館を構えるべく、立江城を築城した。(一説には長幸のときに立江城を築城したとも云われている。)また兼幸は、秋元氏と婚姻関係を結びながら勢力を拡大していった。