藤ヶ瀬城 (ふじがせじょう)
最寄地 鳥取県仁多郡奥出雲町横田1185 2022.10.14
藤ヶ瀬城 (ふじがせじょう)
最寄地 鳥取県仁多郡奥出雲町横田1185 2022.10.14
登城ルート(緑線は車道)
忠魂碑のある曲輪
諏訪神社鳥居・5郭
4郭
2郭
主郭・土塁
晋叟寺にある宝篋印塔
藤ヶ瀬城 主郭跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高90m】
【感想】 奥出雲町横田の標高438mの山頂に築かれている。頂上の主郭には土塁が残り、南側に2郭、3郭、4郭と段々に並んでいる。
更に諏訪神社入り口や南側展望台の所にも曲輪が並んでいる。
【案内】 県道258号線の表記番地西より[マップコード388 656 347*51](地図)、林道が忠魂碑のある公園まで通じており、そこに駐車できる。
忠魂碑前から遊歩道が主郭まで設けられている。
東側にある晋叟寺(奥出雲町横田1289)は三沢氏の菩提寺である(地図)。本堂裏に宝篋印塔が祀られている。
【歴史】 三沢城主であった三沢氏は、永正六年(1509年)8代遠江守為忠のときに藤ヶ瀬城を築いて居城を三沢城から移した。
享禄四年(1531年)11代三沢為国のとき、尼子氏が背後の「桶ヶ嶺」から攻めて来て藤ヶ瀬城は落城し、三沢氏は尼子氏に降った。
その後、13代三沢為清・14代為虎の時代には亀嵩城を居城とした。