保木城 (ほぎじょう) (備前保木城)
最寄地 岡山県岡山市東区瀬戸町万富2370−1 2018.3.4
保木城 (ほぎじょう) (備前保木城)
最寄地 岡山県岡山市東区瀬戸町万富2370−1 2018.3.4
登城ルート(緑線は車道)
採石場から見た城山
瀬戸クリーンセンター裏の山へ入る
頂上手前
頂上の平坦地
頂上・名札
保木城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高60m】
【感想】 標高129mの城山(山陽自動車道のトンネルが貫通している)の山頂にあるが、南側から西側は砕石取りによって消滅している。したがって遺構はほとんど見られない。
城山から西を見ると山陽自動車道が伸びており足下を貫通しているのが判る。
【案内】 山陽自動車道を潜って「瀬戸クリーンセンター」(表記番地)に向かう。ゲート先の搬入に支障のない路肩に駐車した[マップコード151 670 560*70]。
クリーンセンター背後の笹藪を避けて東に行き、30mほど登って南の尾根を辿ってゆくと、城山に着く。アンテナが捨てられ、立ち木に「城山」の名札が括られていた。
【歴史】 天文年間(1532~55年)、宇喜多氏の家臣であった明石行雄(景親)・守重(全登)父子ら明石氏の居城としてに創建されたと考えられている。
慶長二十年(1615年)五月、大坂夏の陣で明石全登が敗走した後に廃城になったと見られる。 小川博毅によると、守重(全登)は、永禄十二年(1569年)前後に保木城で生まれた可能性が高いと指摘している。