唐櫃城 (からひつじょう) (木原城・櫃ヶ城・かろうとノ城) (町の史跡)
所在地 鳥取県八頭郡智頭町大字木原 2020.5.7
唐櫃城 (からひつじょう) (木原城・櫃ヶ城・かろうとノ城) (町の史跡)
所在地 鳥取県八頭郡智頭町大字木原 2020.5.7
登城ルート(緑線は車道)
城跡碑・説明板・城跡遠景
横堀状の通路
北側堀切
主郭
南1郭の城址碑・主郭切岸
南2郭より南1郭切岸
唐櫃城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m】
【感想】 土師川に向けて伸びた標高299mの尾根南端に築かれている。
北側の尾根に堀切、竪堀があり、その南に主郭がある。
さらに南に階段状の郭が並び見栄えがする。西側に帯郭、小郭がある。
【案内】 国道53号線に面して城址碑と説明板が建てられている[マップコード390 552 474*13]。
木原橋を渡った西側は駐車スペースはないのでそこから徒歩が良い。最初の十字路を左(南)に行くと林道があり、フエンス扉より20m程行くと左斜めに登り口がある(地図)。
折り返すと横堀状の堀道となり、北側の堀切に着く。幅広の竪堀があり、南側の帯郭を行くと南1郭に着く。その北に主郭、南に南2郭がある。
【歴史】 戦国時代初期の築城で、佐々木(木原)駿河守元信の居城と伝えられる。
永禄・元亀年間(1558~73年)作州矢筈高山城の草苅伊賀守景継らに攻められ、落城した。
その後、草苅氏は天正十一年(1583年)頃まで、唐櫃城を淀山城(富貴谷城)と共に、因幡に対する重要拠点として使用した。