黒淵城 (くろぶちじょう) (黒駁城)
最寄地 熊本県八代市東陽町南1869 2017.5.10
黒淵城 (くろぶちじょう) (黒駁城)
最寄地 熊本県八代市東陽町南1869 2017.5.10
公園入口・城山
南側階段
切岸
主郭・櫓台
主郭・四阿
説明板
黒淵城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高30m】
【感想】 氷川の支流河俣川右岸の湾曲部に突き出た標高116.7mの独立丘陵にあり、階段状の郭や切岸が残り、頂上には櫓台と思われる高まりがある。
公園になる以前、蜜柑山であったため、多少改変されているようだ。
【案内】 県道25号線の市立「東陽中学校」入口の約200m南に、「黒渕河川自然公園入口」の看板があり、右折約200m行くと駐車場が用意されている[マップコード128 416 617*08]。
南に階段が設けられ、頂上と東側の曲輪跡に四阿が建てられている。切岸のある郭が北東側に残っている。
【歴史】 南朝方の恵良(阿蘇)惟澄の正平三年(1348年)九月の申状によれば、正平元年(1346年)少弐(しょうに)6代当主頼尚が八代を攻撃した時、本城は一旦頼尚の手中となったが、恵良惟澄が向城として米山に陣取り、奪い返したという。城主は不明。