新宮党館 (しんぐうとうやかた) (県の史跡)
所在地 島根県安来市広瀬町富田 2022.10.15
新宮党館 (しんぐうとうやかた) (県の史跡)
所在地 島根県安来市広瀬町富田 2022.10.15
切岸
太夫神社
尼子国久他の墓
新宮党館跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 月山富田城の北東に位置し、新宮谷の北側に三方を山に囲われた50m四方ほどの台地にある。敷地には新宮党一族を祀った太夫神社や国久らの墓がある。
【案内】 県道45号線より「新宮橋」を渡って約1.4km行った左側に標柱が建てられている[マップコード109 098 586*03]。 北に歩くとすぐ館跡がある。
敷地内には、国久とその子・誠久()、敬久の墓と伝わる石塔群がある。
館跡は島根県の史跡に指定されている。
【歴史】 新宮党は尼子経久の次男・国久の一族衆で、その名称は一族が新宮谷周辺に居住したことに由来する。
新宮党は尼子氏における軍事の中核を担った集団であったが、天文二十三年(1554年)十一月、主君である尼子晴久(経久の孫)によって誅殺された。