森上城 (もりがみじょう)
最寄地 大阪府豊能郡能勢町今西213−1 2022.3.13
森上城 (もりがみじょう)
最寄地 大阪府豊能郡能勢町今西213−1 2022.3.13
登城ルート(緑線は車道)
西側堀切
西郭・主郭切岸
主郭・土塁
東郭・土塁
東側の2重堀切
森上城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高100m】
【感想】 能勢町森上の標高約322mの山頂に主郭が築かれており、約40m四方の広さがあり、周囲に土塁がよく残っている。
西の郭は広く西側に立派な堀切があり、東の郭は南北に細長く土塁が残っている。東尾根に浅い2重堀切が見られる。
【案内】 府道602号線より狭い道を北に行くと、「今西公民館」があり、そこに駐車できる[マップコード52 452 819*11]。
裏手の道を50mほど行き、北に曲がり林道を500mほど行く(地図)。ヘアピンカーブの右より東の谷に入り、右手の斜面を斜めにのぼってゆくと、尾根に出、東に登ると、今西城に着く。
今西城の東側尾根を100mほど行くと、森上城に着く。
南麓にある西中学校(閉校)は居館跡といわれ、北側に土塁と空堀があるというが(地図)、施錠されていて見ることができなかった。
【歴史】 天文年間(1532~55年)、能勢小十郎の居城といわれる。
天正七年(1579年)織田信長の甥織田信澄らに攻められ落城したという。