戒重城 (かいじゅうじょう) (戒重陣屋)
所在地 奈良県桜井市戒重557 2018.7.12
戒重城 (かいじゅうじょう) (戒重陣屋)
所在地 奈良県桜井市戒重557 2018.7.12
春日神社
拝殿横
戒重城跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 国道169号線に面した桜井市戒重の春日神社(表記番地)やその東の西方寺となっており、遺構は消滅している[マップコード36 655 267*60]。
駐車スペースはなく、遠くに停めて歩く必要がある。
【歴史】 南北朝時代、戒重西阿により築かれた。戦国時代には越智氏に属する国人で1,500石の所領を有したが、天正八年(1580年)に誅伐されている。
織田有楽斎長益は関ヶ原の戦いで東軍に与し、戦功を挙げ、その後は豊臣氏の家臣になっていた。
豊臣氏滅亡後に徳川氏への配慮から所領3万石の内、1万石を自分の隠居領に1万石ずつを四男長政と五男尚長に分知させ、四男長政が戒重に陣屋を構えた。
延享二年(1745年)第7代藩主輔宜の代に戒重より芝村に陣屋を移した。