唾飲城 (つのみじょう) (浜城)
最寄地 長崎県西彼杵郡長与町斉藤郷29 2019.12.12
唾飲城 (つのみじょう) (浜城)
最寄地 長崎県西彼杵郡長与町斉藤郷29 2019.12.12
登城ルート
法妙寺にある説明板
西側の道路(みかん畑に通じる)
南の郭
主郭虎口左の石垣
主郭・櫓台
唾飲城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高120m】
【感想】 大村湾に注ぐ長与川左岸の標高116.9mの山頂に築かれている。
主郭には櫓台があり三角点、八大龍王の石塔が建てられている。南側に石垣のある郭が2段あり、南端に切岸がある。
その南はみかん畑となり、そこまで荒れているが舗装された道がある。
【案内】 国道207号線北の法妙寺(表記番地)に説明板が建てられている[マップコード262 299 372*06]。南麓の法妙寺は、寛永四年(1627年)大村藩主大村純信により建立されたという。
城跡西側の道は狭く、駐車困難であり、国道北のコンビニに駐車させてもらった[マップコード262 299 360*42]。北に路地を約200m行った住宅の間から東に行く(地図)。
約500m舗装道を登ってゆくと、城跡南側のみかん畑に着く。
そこから北に登ると間もなく切岸が見え、藪化した2、3段の郭を経て最高所の主郭に着く。
【歴史】 天文年間(1532~55年)長与権之助により中尾城と共に築かれた。
天正十四年(1586年)長与村の地頭・長与純平の死後所領の長与村を横領した弟・長与太郎左衛門純一が大村純忠に叛いてこの城に立て籠もった。結果、大村純忠の軍に攻められ、落城した。