鏡城跡（地図）

【遺構★★★☆☆   比高10ｍ(林道より)】

【感想】 　群石山西向かいの標高１８２ｍの尾根先端に築かれている。

　３段の主要郭や畝状竪堀、南東の堀切、南西に土橋のある堀切などよく残っており、見所は多い。

【案内】 　長崎自動車道北側を東に行き、「鳥栖市民アーチェリー場」前を左に舗装林道を約９００ｍ行くと、Ｔ字路の向いに入口があり、そこに駐車できる［ﾏｯﾌﾟｺｰﾄﾞ37 793 837*14］（地図）。

　北側の林道の切り通しは堀跡で、北端の主郭から南に２段の広い郭がある。 中段の南西側斜面に畝状竪堀があり、土橋のある堀切が残っている。

　平成十八年（２００６年）１月２６日、「勝尾城筑紫氏遺跡」として国の史跡に指定された。

【歴史】 　戦国時代、筑紫氏により勝尾城の支城（葛籠城・高取城・鬼ヶ城・鏡城・若山砦）の一つとして、築かれた。

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