小堤城山城 (こづつみしろやまじょう)
所在地 滋賀県野洲市小堤500 2016.12.26
小堤城山城 (こづつみしろやまじょう)
所在地 滋賀県野洲市小堤500 2016.12.26
登城ルート
登り口・案内板
主郭石垣
主郭
主郭左奥の堀切
頂上・城山記念標
小堤城山城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高150m】
【感想】 標高286mの城山頂上が物見と思われ、谷戸構えの主郭となっている。三雲城と構造がよく似ている。標識のないゲートがある為、当初迷ってしまった。
【案内】 国道8号線の平田機工(株)(表記番地)西より南に約600m行くと通行止めとなり路肩に駐車できる[マップコード67 546 350*71](地図)。
ゲートには鍵がかけられており、申し訳ないが越えて南に約400m歩くと登り口がある(地図)。左側に案内板が建てられている。
約260m登ると、林道が交差しており、そこを直進して谷筋を少し行くと、尾根コースとの分岐に出、左に登ってゆくとL字型に配した石垣が見え、その上が主郭である。
左手の奥に堀切が残り、右手の虎口より右に登ってゆくと、城山(地図)がある。城山は3段の郭から成り、最高所に「城山記念標」の石碑が建てられている。
【歴史】 15世紀末、近江国守護・佐々木六角氏の家臣永原氏により築城されたとみられる。東の岩倉城の馬淵氏が衰退すると、岩倉城を支城としたとされる。
永原氏は野洲郡東部を拠点としており、平野部には、平城の永原城がある。