三津田城 (みつだじょう) (満田城)
最寄地 兵庫県三木市志染町三津田20 2021.2.9
三津田城 (みつだじょう) (満田城)
最寄地 兵庫県三木市志染町三津田20 2021.2.9
登城ルート
満願寺東(施錠)から奥へ
切通し北東から登る
巨岩・虎口
主郭・虎口・説明板
2郭東の堀切
2郭
三津田城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m】
【感想】 淡河城の南西約4kmに位置する三木市志染(しじみ)町の標高139mの山頂に築かれている。主郭の西に堀切で隔てて2郭、3郭と配置されている。
一帯は岩場で殊に主郭周辺は巨岩の絶壁が多く、虎口に至る道は限られる。
【案内】 県道85号線に面して満願寺(表記番地)駐車場がある[マップコード31 712 654*03]。
「満願寺南」交差点より東に80m行くと、石塔があり右の道を進み、満願寺東を通って山に入る割と広い道がある。ここから未舗装の道を登っていくと切り通しがあり、少し過ぎた北から左へ登ると、山道が現れ巨岩の主郭虎口に着く。
東に主郭があり、西側に一段下がって堀切、2郭、堀切、3郭と並んでいる。
【歴史】 築城時期は不明だが、淡河氏4代の出城として使用され、殊に淡河城主・有馬重則、則頼の出城として重要視されたようだ。
天正八年(1580年)中国攻めで功のあった有馬則頼は3200石で淡河城主となっっている。
慶長六年(1601年)有馬則頼は関ヶ原の戦いで東軍として戦功があり2万石を与えられ三田城に移った。そのころまで三津田城は使用されたと思われる。