上長谷城 (かみながたにじょう)
最寄地 高知県幡多郡三原村上長谷1307 2021.3.10
上長谷城 (かみながたにじょう)
最寄地 高知県幡多郡三原村上長谷1307 2021.3.10
登城ルート
階段(擁壁上を右へ進む)
2郭(北西土塁上から見る)
主郭手前の堀切
主郭・城址碑
北西尾根の堀切
上長谷城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高55m】
【感想】 長谷川に向け北西から南東に伸びた標高約200mの尾根頂上に築かれている。
主郭前方に2条の深い堀切が見られ、背後に石積みのある堀切、2重堀切や深い堀切などがよく残っている。
南麓の住宅裏に崩落防止の擁壁があり登り口が判らず、当初、北東から急な斜面を直登し、北西の堀切に出たが、3郭から南西に広い大手道があり、下ってきて見つけた次第だ。
【案内】 南麓の県道46号線横に消火栓ボックスから北に入る[マップコード276 614 195*75](地図)。
歩いたやや右に階段があり、表記番地東のフエンスに沿って進むと次の階段がある。その上にもう一つの擁壁がありフエンス右を西に30m程進むと右に登る大手道がある(地図)。民家の方にお会いしたら不審に思われないために訪城の旨を告げた方が良い。
大手道を登ると、細長い3郭に出、堀切を挟んで2郭があり、北西側に土塁があり、さらに堀切を挟んで主郭がある。
主郭には城址碑が建てられ、北西側に土塁や石積みのある堀切が見られ、下段に2重堀切や深い堀切が残っている。
【歴史】 築城時期は不明だが、城主として武元 (武光) 兵庫の名が伝わる。