大坪城 (おおつぼじょう)
所在地 長崎県雲仙市国見町神代辛 2019.12.10 2020.3.11
大坪城 (おおつぼじょう)
所在地 長崎県雲仙市国見町神代辛 2019.12.10 2020.3.11
城址標柱
神代川の土手・城跡碑
城跡碑
大坪城跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【感想】 神代川右岸の微高地にあり、水田となっている。
圃場整備により遺構は消滅し、東側道路に標柱があり、神代川東の石垣の上に城跡碑が建てられている。
【案内】 国道251号線のガソリンスタンド(国見町神代己247−1)西より南に約1.8km行った道路横に標柱が建てられている[マップコード325 079 660*30](地図)。
標柱の所から西に行き、神代川の右側を北に行くと「記念大坪城遺跡」の石碑が建てられ、由来文が書かれている(地図)。
【歴史】 築城時期などはっきりしないが、城主は神代城主神代氏の家臣・大坪太郎とされている。
天正十二年(1584年)三月二十四日、原における龍造寺隆信と原城有馬を応援する島津軍との沖田畷の合戦で隆信が戦死し、余勢を駆った島津軍が神代城(鶴亀城)に攻め寄せた。その際大坪八郎の大坪城も攻められ落城した。
昭和50年11月~翌年4月にかけて区画整理が行われ、跡地に記念碑が建てられた。