加井妻城 (かいづまじょう) (青屋城・粟屋城)
所在地 広島県三次市粟屋町 2021.6.9
加井妻城 (かいづまじょう) (青屋城・粟屋城)
所在地 広島県三次市粟屋町 2021.6.9
登城ルート(緑線は車道)
入口・フエンス扉
ここから登る
2郭
主郭・奥に大堀切
大堀切
加井妻城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 江の川左岸の標高約220mの尾根先端部に築かれている。
南北2つの郭と北に小郭が並び、主郭の南背後に深い堀切がよく残っている。
【案内】 県道429号線が中国自動車道を潜る南から西から登る[マップコード244 351 809*17]。県道脇に駐車スペースは随所にある。
フエンス扉より西に行った所から斜めに配水溝を目安に登ると、北に小郭があり南に2段の郭がある。その先に大堀切がある。
【歴史】 比叡尾山城に本拠を置く三吉氏が、三次郡南部の支配を固めるため加井妻城を築き、城主は青屋出羽守入道友梅(三吉(粟屋)久高)と云われる。
大永三年(1523年)三月、高橋城主・高橋久光が3千の軍勢で加井妻城を攻めている。
後に三吉隆亮の弟が青屋入道友梅の養子になって粟屋隆信を名乗り、谷を隔てた北東に勝山城を築いて移り、加井妻城は廃城になった。