白石城 (しらいしじょう)
最寄地 鳥取県東伯郡湯梨浜町白石740−2 2022.10.13
白石城 (しらいしじょう)
最寄地 鳥取県東伯郡湯梨浜町白石740−2 2022.10.13
登城ルート(緑線は車道)
右斜めに登って、尾根へ
掘削地の右より尾根へ
南側の段郭
主郭
北西の2郭
白石城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高210m】
【感想】 湯梨浜町白石の標高246mの山頂に築かれている。主郭は広く南側に一段、北西側に2段の郭が広がっている。
北東下段に堀切が3条あるようだが、覗いてみると急崖でロープなどもなく降りるのを諦めた。
【案内】 県道22号線より表記番地手前にある白石区公民館に駐車できる[マップコード345 486 673*51]。
集落の東側に斜めに登り坂があり(地図)、登ると尾根の西端に着く。
薮を搔き分けて尾根の左側がやや薮が少なく、100m程で薮も少なくなり、歩きやすい尾根道が続いている。帰路のために城跡南西のピークを覚えておくとよい(地図)。
その先から急な岩場となり上り詰めると段郭がある。段郭の上が広い主郭で、北西側に2郭、3郭が階段状に配置されている。
【歴史】 『伯耆民談記』によれば、白石城は吉川元春によって羽衣石城の南条氏に対する付城として築城されたといい、城には吉川彦七郎元景が置かれた。
天正十一年(1583年)末に「京芸和睦(秀吉と毛利氏)」により南条氏は衣石城に復帰し、南条家家臣が警固に当たった。