亀甲城 (きっこうじょう) (蜷尻城)(になじりじょう) (市の史跡)
最寄地 鹿児島県南九州市知覧町郡13725 2020.9.22
亀甲城 (きっこうじょう) (蜷尻城)(になじりじょう) (市の史跡)
最寄地 鹿児島県南九州市知覧町郡13725 2020.9.22
縄張図
入口の麓川・ 矢櫃橋
東側切岸
主郭・知覧又四郎忠世の碑
主郭西側切岸
堀切
竪堀
亀甲城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高25m】
【感想】 麓川の左岸の低丘陵に築かれており、主郭とその東西下段に郭がある。また西尾根には堀切と竪堀が2ヶ所見られる。
西方には知覧武家屋敷がありそこから矢櫃橋を渡って鹿児島城下に往来があったという。観光客も多く昼時でそば屋にも、マスクした入店待ちの列が見られた。
【案内】 県道23号線に面したそば屋(表記番地)向かいに武家屋敷見学者用駐車場がある[マップコード198 474 212*73]。
鹿児島城下との往来に使われたという麓川に架かる眼鏡橋・矢櫃橋(地図)を渡ると、遊歩道があり城山公園に登って行ける。
東側に2郭があり、一段高い主郭に「南朝義臣知覧氏彰忠碑」(知覧又四郎忠世)の碑が建てられている。
遊歩道を西に行った尾根に井戸があり、堀切が竪堀となって続いている。
昭和五十三年(1978年)、南九州市の史跡に指定された。
【歴史】 築城時期は不明であるが、堀切・竪堀などから戦国時代の城の特徴が残り、知覧城の出城と考えられる。