正光寺城 (しょうこうじじょう) (加恵城) (菊地十八外城)
最寄地 熊本県菊池市七城町加恵162 2016.5.12
正光寺城 (しょうこうじじょう) (加恵城) (菊地十八外城)
最寄地 熊本県菊池市七城町加恵162 2016.5.12
城址碑
説明板
正光寺城跡(地図)
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 菊池十八外城(とじょう)の一つ。県道32号線より西に100mほど行った表記番地の北東、水門横に「正光寺城址」の石碑、五輪塔があり、説明板が建てられている[マップコード175 165 849*15] 。
【構造】 石碑のある場所から東に約20mの場所に小高い丘があったが、昭和四十年代の土地改良事業で現在地に移転された。
【歴史】 菊池川と迫間川が合流する場所から1.3㎞ほど南東に入った場所に位置し、別名加恵城といい、菊地氏8代能隆の子隆時が、加恵氏を名乗って居城したのが始まりとされている。
この地には、加恵三寺と呼ばれる正光寺、買石寺、正元寺があったとされ、その一つが城名となっている。
また加恵三社(諏訪宮、櫛田宮、須賀神社)も菊地氏2代経隆により勧請されており、経隆の弟(西郷)政隆の増永城への配置も含め、食料(米)の確保や水運の面で、一族がこの地を重要視していたことを窺わせている。