丸山城 (まるやまじょう)
最寄地 兵庫県西宮市山口町金仙寺1丁目4 2019.4.14
丸山城 (まるやまじょう)
最寄地 兵庫県西宮市山口町金仙寺1丁目4 2019.4.14
登城ルート
入口・丸山遠景
丸山稲荷神社参道・鳥居
丸山稲荷神社
主郭・丸山城跡碑
北西側帯郭
丸山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高80m】
【感想】 金仙寺湖北岸の標高378mの丸山に築かれている。主郭に丸山稲荷神社が祀られ、東側に段郭があり北西と南側に帯郭が見られる。
【案内】 県道82号線「金仙寺湖西」交差点の100m程東を左折、北に約200m行った突き当りを左に曲がると「丸山稲荷神社」参道がある[マップコード12 855 500*64](地図)。駐車場は無く道路の広い所に路駐した。
北に朱鳥居を潜って参道を登ってゆくと丸山頂上に丸山稲荷神社が建っている。城址碑が建てられ、東に段郭、北西側、南側に帯郭がある。
【歴史】 戦国時代、多田源氏の一族である山口五郎左衛門時角が築城したといわれている。
永禄元年(1558年)頃、山口氏は伊丹城の荒木村重に属していたが、永禄七年(1564年)、蒲公英城(神戸市北区)の城主松原貞利の奇襲により滅亡、以後、松原氏が支配するところとなった。
その後の天正六年(1578年)、播磨国への侵攻を企図していた織田信長の中国攻めの軍により攻められ、落城したと伝えられる。