手島屋敷 (てしまやしき) (西殿屋敷)
所在地 広島県竹原市東野町1936 2019.12.7
手島屋敷 (てしまやしき) (西殿屋敷)
所在地 広島県竹原市東野町1936 2019.12.7
前面石垣
石垣・勝負の檀
屋敷跡・手水石
小早川家墓地入口
小早川家墓地
手島屋敷跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 木村城と賀茂川を挟んだ向かい側に、手島屋敷跡がある。
屋敷跡には石垣、枡形が残り、屋敷跡には「手水石」「お駕籠石」「牛神さん」と名付けられた巨石が残っている。
【案内】 国道432号線より賀茂川を渡って西に行った表記番地が屋敷跡となっている [マップコード 322 285 650*35 ]。
南東面に石垣が約50mに亘って残り、両端に勝負檀と呼ばれる枡形が残っている。
また北側に約80m行き左に登った尾根先端に竹原小早川家の墓がある(地図)。
【歴史】 中世武士の屋敷跡で、木村城主竹原小早川家の居館と考えられている。
天文二十年(1551年)竹原小早川家の家督を継いでいた小早川隆景が、本家の沼田小早川家の養子となった高山城へ移ったとき、重臣であった手島氏がこの居館を継いだと考えられている。