大塚城 (おおつかじょう) (茶臼山砦・茶臼山陣城)
最寄地 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−82 2022.5.3
大塚城 (おおつかじょう) (茶臼山砦・茶臼山陣城)
最寄地 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1−82 2022.5.3
移築された旧黒田藩蔵屋敷長屋門
茶臼山古墳・池
和気橋
茶臼山及河底池の石碑
真田幸村本陣跡の石碑
頂上・石碑
大塚城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 大阪城の南約4kmに位置した天王寺公園内にあり、茶臼山古墳が城跡である。
公園として整備され土塁などは見られない。桜の名所としても知られ、市民の憩いの場となっている。
【案内】 天王寺公園南側の道より「天王寺公園地下有料駐車場」を利用できる[マップコード1 226 345*43]。
駐車場の北口を出ると大阪市立美術館(表記番地)南に出、建物の北側にある堀にかかる「和気橋」を渡った先に茶臼山古墳があり一帯が大塚城跡である。
「茶臼山及河底池」の石碑(地図)や真田幸村本陣跡の石碑(地図)などがあり、古墳頂上に真田幸村に関する説明板が建てられている。
【歴史】 大塚城は天文十五年(1546年)に細川晴元の家臣・山中又三郎が茶臼山古墳の後円部に城を築いたと言われているが、翌年、舎利寺の戦いで細川氏綱、遊佐長教連合軍に攻め込まれ落城している。
慶長十九年(1614年)大坂冬の陣では徳川家康の陣城として、また元和元年(1615年)大坂夏の陣では真田信繁(幸村)の陣城として使用された。