唐船城 (とうせんじょう)
最寄地 佐賀県西松浦郡有田町山谷牧甲2322−5 2020.3.11 2020.9.20
唐船城 (とうせんじょう)
最寄地 佐賀県西松浦郡有田町山谷牧甲2322−5 2020.3.11 2020.9.20
登城ルート
配置図
南東斜面の竪堀
物見台の展望台
烽火台・姫落し
山頂東側の石垣
山田神社
唐船城 物見台跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高50m】
【感想】 標高86.3mの東西に細長い山の西端に烽火台・物見台があり、北側中腹に八坂神社が、下段に山田神社が祀られている。
唐船城公園側から登ってしまい、西端の物見台から東の細尾根を見て回り、夕方という事で、神社の方には行かず引き返してしまった。
2回目の訪問で神社側を見学した。神社にある配置図によると主郭の位置は、推定地として南麓の唐船城公園に記されている(地図)。
また、東側尾根の堀切は現在県道が通っている。
【案内】 松浦鉄道「山谷駅」西より県道344号線を南に行き有田川を渡った右手に山田神社(表記番地)駐車場がある[マップコード307 807 763*72]。
また南麓に唐船城公園駐車場があり、物見台に遊歩道が通じている[マップコード307 807 521*83]。
【歴史】 松浦党の祖といわれる梶谷城主・源久の3男栄は、建保六年(1218年)、唐船城を築き有田氏の祖となった。
14世紀後半の南北朝時代、有田氏は一時途絶えたが、永禄十年(1567年)島原の有馬氏から養子を迎え復活した。
天正五年(1577年)龍造寺隆信に攻められ、有田氏は龍造寺に降った。