下土居城 (しもどいじょう) (下土井城・岡城)
最寄地 兵庫県相生市矢野町上土井429 2019.10.25
下土居城 (しもどいじょう) (下土井城・岡城)
最寄地 兵庫県相生市矢野町上土井429 2019.10.25
登城ルート
遠景・小屋
フエンス扉
北側1番目の堀切
北側2番目の堀切
北側3番目の堀切
北側の郭・土塁
主郭・三角点
南側下段の堀切
畝状竪堀
下土居城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高90m】
【感想】 矢野川に小河川が合流する地点に北から伸びる標高129mの尾根先端に築かれている。
北側尾根の3重堀切や南北に細長い3つの郭、南側の2重堀切、畝状竪堀や長大な斜め竪堀など、遺構は十分にあり見所は多い。
【案内】 県道449号線の表記番地南の小屋左にフエンス扉があり、そこから左斜めに登る(地図)。
中腹から堀道があり尾根に出られるが、直登してもそれほど苦にならない。尾根を南(右)に進むと間もなく、岩場を利用した3重堀切がある。
堀切右端から登ると土塁のある北の郭に出、南に中間の郭、主郭と続いている。
主郭には三角点があり、青い土井城跡の標識が立ち木に括られている。帯郭も見られ、南に下ると岩場を利用した
堀切が上下2段になって残り、やや東に畝状竪堀や、主郭まで伸びる竪堀が斜めに残っている。
【歴史】 築城者は不明だが、宇喜多氏に属した岡氏代々の居城であった。
慶長五年(1600年)の関ヶ原合戦で宇喜多秀家が西軍に属して改易となり、岡氏もまた没落したといわれる。