上中城 (かみなかじょう) (田中の小城)
所在地 京都府京都市右京区京北上中町城下町 2019.7.8
上中城 (かみなかじょう) (田中の小城)
所在地 京都府京都市右京区京北上中町城下町 2019.7.8
説明板
北側土塁
西側堀跡
記念碑(大杉の郷)
上中城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 京北上中町にある南北に細長い楕円形の平城で、北側に土塁、周囲の堀跡に砕石が敷いてある。
北半分は公園風になっており、南半分は畑として利用されている。大字も城下町となっている。
【案内】 国道162号線(周山街道)より西に行った畑や住宅の間にあり、城跡北西部に駐車出来、その前に説明板が建てられている[マップコード479 391 476*57]。
長径84m短径40mの楕円形で、周囲より1m程高く、周囲に幅5m深さ1mの堀が巡らされていた。
【歴史】 天仁年間(1108~10年)天皇を退位した院の御所を警備する北面の武士の一人によって築かれたと云われる。
武士の名として蔵人大夫正平の末裔九郎国真であるという伝承が残っている。