宇土山砦 (うとやまとりで) (宇戸山砦)
最寄地 大分県佐伯市鶴見大字有明浦213−4 2019.3.7
宇土山砦 (うとやまとりで) (宇戸山砦)
最寄地 大分県佐伯市鶴見大字有明浦213−4 2019.3.7
登城ルート
登り口・駐車スペース
石積先を左尾根へ
北側堀切・虎口・標柱
二段になった郭内・石垣
西側石垣
東側石垣
日野浦庚申塔(江戸中期)
宇土山砦跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高50m】
【感想】 有明浦に突き出た標高57.7mの山頂の南尾根に築かれている。15×70m位の規模で2段になっており、長方形の周囲を石垣で囲み南北両端に堀切が見られる。
虎口には「宇戸山砦跡」の標識が建てられており、上部になぜか十字が描かれている。修道院跡なのだろうか?そう言えば領主大友宗麟はクリスチャンであった。
登り口は薄暗くゴミなどがあり躊躇したが、少し入ると山道もしっかりしており、以前はよく使われたことが分かる。
北の山頂に三角点があり、その手前に「日野浦庚申塔」 (江戸中期)が祀られている。
【案内】 県道604号線の表記番地より約400m行った写真の山裾に駐車できる[マップコード186 087 354*44](地図)。
そこよりゴミの散乱した中に入り、少し行くと石積があり、その先から左に尾根筋に山道が見え、登ってゆくと鞍部に着く。
右手に石垣に囲まれた長細い郭が、2段になって残っている。郭内に送電線鉄塔が建てられ、麓からも見えるので目印となる。
【歴史】 史実は不明。