雑賀崎台場 (さいかざきだいば)
最寄地 和歌山県和歌山市雑賀崎416 2016.4.25
雑賀崎台場 (さいかざきだいば)
最寄地 和歌山県和歌山市雑賀崎416 2016.4.25
雑賀崎台場遺跡入口
算木積石垣
石垣
台場・土塁
雑賀崎台場遺跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【案内・感想】 県道15号線に面して観光旅館七洋園(表記番地)が建っている。その南に入口があり、左に駐車場がある[マップコード35 062 581*50]。
雑賀崎公園を抜けて北西に下ると、算木積石垣があり、その先に石垣が二段残り、土塁で囲まれた雑賀崎台場遺跡がある。南の番所庭園の半島や無人島、雑賀崎灯台が望め眺望は抜群である。
観光地施設として雑賀崎灯台がある。雑賀崎城跡は「鷹の巣遊園」として整備されているらしい。
灯台の奥には上人窟に繋がる遊歩道があるが、現在、崩落、危険が伴うとして途中までしか行けない。
【歴史】 江戸時代後期、安政元年(1854年)から、加太から大崎にかけて、紀州藩の異国船に対する海上防衛のために7つの築造された砲台跡の一つされている。元番所台場(現番所庭園)もその一つである。「カゴバ台場遺跡」とも呼ばれている。
平成二十二年(2010年)4月、和歌山県文化財に指定された。