貫城 (ぬきじょう)
最寄地 福岡県北九州市小倉南区貫3158 2019.12.7
貫城 (ぬきじょう)
最寄地 福岡県北九州市小倉南区貫3158 2019.12.7
登城ルート
西側の入口
中段・主郭切岸
主郭
空堀
貫城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高15m】
【感想】 小倉南区貫の貫川に向けて南から伸びた丘陵に築かれている。
15m×10mほどの方形の主郭は畑となっており、作業小屋が建てられている。その北から西にかけてL字形の2段の郭がある。
また主郭の南に空堀を挟んで墓地となった郭があり、南東の竹林付近に土塁が残っている。
【案内】 国道10号線「貫交差点」より県道256号線を約560m南西に行き、左折後南東へ350m程行くと貫川の橋に着く。
橋を渡って、細い道を行き次の分岐を左折し川添いの細い道を行くとソーラーパネルの所に着く。
西の松尾神社へ向かう道(車は通れない)に駐車できる[マップコード 16 202 796*63](地図)。
東へ歩いて行くと、佐野畜産(表記番地)がありその先から堀道に続いている。堀へ行かず、右に行くと下段の郭があり、果樹畑となっている。その東に中段があり、方形の主郭切岸が見える。
主郭の南に堀があり、墓地のある郭へ続いている。
【歴史】 南北朝時代、新田義貞の一族新田義基の妹は懐良親王の寵愛を受け宗景を出生した。長じて義基の養子となった宗景は、宮方として功を挙げ貫城を築き、貫氏初代となった。