小峰城 (こみねじょう)
最寄地 長崎県東彼杵郡川棚町五反田郷402−1 2019.12.13
小峰城 (こみねじょう)
最寄地 長崎県東彼杵郡川棚町五反田郷402−1 2019.12.13
登城ルート
登り口・説明板
石塁
2郭の石垣
主郭虎口石垣(左)
主郭
小峰城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高130m】
【感想】 川棚川とその支流猪乗川の挟まれた標高158mの山頂に築かれている。
東西に細長い主郭があり、西側虎口に石垣がよく残っている。北西下段に2郭の崩れかけた石垣があり、また、西側8合目付近に長大な石塁が残っている。
【案内】 県道4号線に面した表記番地北に説明板が建てられ、登り口がある[マップコード307 359 162*55](地図)。その先の山側が広く駐車できる。
コンクリートの坂を上ると、すぐ城址碑があり、猪で掘り返された道を行くと、低いフエンスがあり、なんとか乗り越えて山道を登ってゆく。
頂上手前に長い石塁があり、主郭北西に2郭の石垣がある。主郭の東側に二宮金次郎の石像が建てられている。
【歴史】 天文七年(1538年)大村家は有馬家から純忠が入り、大村純前の庶子・後藤貴明は武雄城主後藤純明の養子となって、天文十四年(1545年)大村家を出た(11歳)。
天文十九年(1550年)純忠は18代当主となった。貴明はこれを心良からず思い、頻繁に大村領に侵入した。
永禄九年(1566年)後藤貴明は本格的に大村領進入を企て、陣城として小峰城を築いた。