植村城 (うえむらじょう) (上村城)
所在地 高知県香美市土佐山田町植 2020.12.9
植村城 (うえむらじょう) (上村城)
所在地 高知県香美市土佐山田町植 2020.12.9
登城ルート(緑線は車道)
北側入口
北側の堀切
2郭・主郭切岸
主郭・祠
主郭の石垣
植村城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【感想】 土佐山田町植の低丘陵に築かれ、一帯は竹薮となっている。
主郭の北東側に石垣や土塁が残り、北側に一段下がって2郭があり縁辺に土塁が残っている。
北側の堀切は深く、薮も少なく見応えがある。
【案内】 香美市土佐山田町植の「ふるさと霊園」に向かう。その手前の城跡北に駐車スペースがある[マップコード73 411 898*54]。
墓地横を南へ行くと間もなく深い堀切がある。
その南に2郭があり石積の一部残る土塁があり、北東に帯郭、虎口がある。
主郭は放置された竹林となり、小さな祠が3基祀られている。
主郭の北東側が少し高く、その段差部分に石垣が残り、土塁も見られる。
【歴史】 築城時期は定かではないが、上村氏によって築かれたと云われる。 城主上村氏は、楠目城主山田氏に仕えていたが、天文十八年(1549年)長宗我部国親に攻められ、山田氏が滅亡した後は長宗我部氏に仕えた。
慶長五年(1600年)関ヶ原合戦後、長宗我部盛親が改易となると上村氏も浪人となった。