下岡城 (しもおかじょう)
所在地 京都府京丹後市網野町下岡 2017.5.5 2017.9.9
下岡城 (しもおかじょう)
所在地 京都府京丹後市網野町下岡 2017.5.5 2017.9.9
登城ルート
高天山登山口の標識
尾崎神社
西側大堀切
南東の腰郭・主郭切岸
南東の堀切
北側の腰郭
主郭
下岡城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高70m】
【感想】 福田川の西、網野町下岡の標高85.7mの山頂にあり、西側尾根に深い堀切を備えている。
2回目の訪問であった。1回目は最初のピークまで行ったが、見つからず釈然とせず帰途に就いた。標識、マーキングテープなど欲しい所だ。
【案内】 県道673号線より西の市道に入り700mほど行くと、左側に写真の「高天山登山口」の標識がある[マップコード197 602 476*56](地図)。
駐車スペースは少なく、少し先に駐車し、歩いて路地を入り、西70mの尾崎神社の背後から南西へ登る。浅い堀切と土橋が2ヶ所あり、反時計方向に左側の谷を確認しながら登ると、西側のピークに着く。
その手前より谷を回り込み左に暫く行くと、深い空堀が現れる。急な斜面を右手に登ると南東の郭に出、東から北にかけて、段差を持った広い腰郭がある。
南東に数段の郭があり、中央に藪化した主郭がある。
【歴史】 築城時期は定かではないが、一色氏の家臣高屋氏が城主であった。
天正十年(1582年)下岡城には城主高屋駿河守良閑、遠江守父子などが守っていたが、宮津城主細川藤孝(幽斎)によって攻められ、落城したという。