阿志岐山城 (あしきさんじょう) (宮地岳古代山城 ) (神籠石)(国の史跡)
最寄地 福岡県筑紫野市阿志岐939 2015.5.5 2017.5.8 2020.9.19
阿志岐山城 (あしきさんじょう) (宮地岳古代山城 ) (神籠石)(国の史跡)
最寄地 福岡県筑紫野市阿志岐939 2015.5.5 2017.5.8 2020.9.19
登城ルート(破線は推定土塁線)
圓徳寺
第1水門
尾根・標識
宮地岳神社
宮地岳山頂
発掘個所の列石
第2水門
歩道横の列石
第3水門
阿志岐山城 宮地岳(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高230m】
【感想】 標高338.8mの宮地岳を頂点に北から北西麓に広がる神籠石式山城である。平成十一年に発見された古代山城で、大野城、基肄城などと共に太宰府を囲むように配置されている。
水門が発見されたと云われ、前回は頂上踏破のみであったが、2回目の訪問で第1水門、列石を確認できた。案内板が無く、探すのに苦労した。
広大な山で、3回目で第2水門、第3水門がやっとのこと見つけられた。第1、第2水門は一部崩れているが、第3水門の谷を塞ぐ石垣は切石が積まれ圧巻である。
【案内】 円徳寺(表記番地)北側の林道(車止め)に駐車した[マップコード55 277 127*30]。
徒歩で約650m林道を歩くと登り口がある(地図)。この三叉路となった登り口の右側砂防ダムの上流に第1水門(地図)が5m程残っている。
登り口より左に林道を行くと発掘調査の列石があり、その先のカーブ左下に第2水門がある(地図)。
さらに東に行き水道施設の先より尾根を登って行くと第3水門がある(地図)
戻って登り口より約650m登ると尾根の分岐に出る。左(北東)に200mほど行くと「宮地岳神社」の石祠が安置され、さらに200mほど登ると比高約230mの宮地岳山頂(標高338.9m)に着く
平成二十三年(2011年)9月21日、国の史跡に指定された。