楮谷城 (かじたにじょう) (楮ヶ谷城)
最寄地 高知県香美市物部町押谷2570 2018.3.9
楮谷城 (かじたにじょう) (楮ヶ谷城)
最寄地 高知県香美市物部町押谷2570 2018.3.9
登城ルート(緑線は車道)
登り口(民家入り口)
北側堀切(民家側から見た所)
堀切(石段から振り返った見た所)
主郭の立伊神社
2郭の阿弥陀堂跡
3郭の城八幡社
楮谷城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m】
【感想】 物部町押谷字楮ヶ谷の標高399.5mの尾根先端部に主郭があり、北に尾根を削った幅の広い堀切がある。
主郭の南に一段ずつ下がって2郭、3郭がある。城八幡社の下段に山内家の墓が多数あり、山内次郎兵衛の後裔と思われる。
【案内】 大栃湖を過ぎ、国道195号線より楮ヶ谷集落へ向かう林道に入る。約1.8km走ると3軒の民家の南に着く。少し先の墓地横に駐車し戻って民家へ斜めに登る道から城跡に向かう[マップコード 619 169 454*74](地図)。
登ると犬が吠え、主人が出てこられ一言断って登る。人一人通れるコンクリ道を登ってゆくと、右に登る山道があり、3郭に通じている。
コンクリ道を上り詰めると民家に出、右に折れると幅の広い堀切がある。その南の山頂に立伊神社が祀られ、南に一段下がると倒壊した阿弥陀堂があり、更に南下段に城八幡社が建てられている。
【歴史】 築城年代など詳細は不明だが、伝承では山内次郎兵衛が在城したと云われている。