笹尾城 (ささおじょう)
最寄地 岡山県高梁市宇治町宇治2530 2021.12.9
笹尾城 (ささおじょう)
最寄地 岡山県高梁市宇治町宇治2530 2021.12.9
登城ルート(緑線は車道)
北尾根の堀切
北の郭
主郭・社
標柱
五輪塔群
笹尾城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高10m】
【感想】 高梁市宇治町宇治の東西を川に挟まれた北から伸びた台地先端に築かれている。主郭は杉林の中にあり周囲に切岸が見られ、北尾根に堀切が残っている。
【案内】 県道85号線より狭い道を東に100mほど行った表記番地南に駐車できる[マップコード236 343 080*62]。
そこから少し南に行き左に折り返し登ってゆくと、北尾根の堀切に着く。
堀切より南に平坦地を行くと墓地があり、その上が主郭で、社があり南に五輪塔群が見られる。社の中に倒れた城跡標柱が立てかけてあった。
【歴史】 『川上郡誌』によると、近藤掃部頭(介)の居城で、天正二年(1574年)の備中兵乱(三村元親と毛利氏・宇喜多氏による戦い)の時、三村氏方であった赤木忠直に攻められ松山城に撤退したという。