森山城 (もりやまじょう)
最寄地 高知県高知市春野町森山1761 2018.3.7
森山城 (もりやまじょう)
最寄地 高知県高知市春野町森山1761 2018.3.7
入り口・民家駐車場
避難階段
腰郭
主郭
森山城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 比高20mほどの小山に築かれており、頂上の主郭や腰郭など付属の郭が残っている。
見学していると所有者の方が見えられ、頂上部のみが国有地で避難場所となっており、周囲にある一段低い田は、大堀の跡だという。話のついでに、南方の山に詰城・森山南城について教えてもらった 。
【案内】 県道279号線に面して入口、駐車場がある「マップコード181 567 480*76」(地図)。
表記番地の西に城山八幡神社の参道があり、反時計回りに登ってゆくと、腰郭があり更に登ると主郭がある。主郭には城山八幡神社が祀られ、津波避難場所になっている。
【歴史】 天文九年(1540年)本山城主本山氏は吉良城から北北東約4.5kmに朝倉城を築いた。それに恐れた吉良宣直は土佐一条家を頼り、一条氏は森山砦を築いて、本山氏に対抗した。そして吉良氏の家臣森山越後守が城主となった。
その後、富家刑部に替り、永禄三年(1560年)長宗我部元親に攻められ、落城した。