杷木神籠石 (はきこうごいし)
最寄地 福岡県朝倉市杷木林田887 2015.5.12
杷木神籠石 (はきこうごいし)
最寄地 福岡県朝倉市杷木林田887 2015.5.12
配置図
第1水門
第2水門
鵜木城西側にある列石
【遺構★★★☆☆】
【感想】 杷木神籠石は1967年、工事中に偶然発見され、1969年に福岡県教育委員会によって調査が行われた。
その結果、神籠石の郭内には2ヶ所の水門や一部版築工法を使用した土塁線、総延長2250mの列石線の存在が確認された。
第1水門は小規模で、沢の草があり見づらい。第2水門は崩れ上部に現代の排水管がある。 鵜木城西側の遊歩道横に神籠石の列石が露出している。
【案内】 県道52号線との「杷木」交差点より国道386号線を東に1.5㎞行き表記番地東を左折してすぐ、第1水門がある(地図)[マップコード166 684 217*01]。また北に下った地点に第2水門がある(地図)。
道は狭くカーブもきついので徒歩が良い。2ヶ所の水門横に説明板が夫々建てられている。
国道386号線と筑後川の間、土塁線の中に中世に築かれた鵜木城があり[マップコード166 684 099*83](標高70m:地図)「神籠石公園」として、主郭休憩所に杷木神籠石の説明板が掲示されている。