高室山城 (たかむろやまじょう)
最寄地 滋賀県犬上郡多賀町佐目159 2020.12.12
高室山城 (たかむろやまじょう)
最寄地 滋賀県犬上郡多賀町佐目159 2020.12.12
登城ルート
明智十兵衛屋敷跡看板
高室山登山口
南西頂上・浅い堀切
南西の頂上
北東尾根の堀切(振り返る)
高室山城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高180m】
【感想】 犬上川右岸の標高約422mの山頂にあり、「佐目トンネル」の直上に位置している。
特に目立った遺構はなく、浅い堀切がよく見れば分かる程度であった。北東側の頂上は自然地形であった。
【案内】 国道306号線が「佐目トンネル」に入る手前に高室山への駐車場がある[マップコード101 146 277*42]。
その少し西の佐目集落に「明智十兵衛屋敷跡」があり、冠木門や、看板が建てられている(地図)。
高室山登山道を登って行くと南西の頂上があり、西側と北東尾根に浅い堀切がある。
さらに北東の尾根を下って登った頂上には遺構はほとんどなく北側の鉄塔の所が平坦になっている。
【歴史】 江戸時代前期に刊行された『淡海温故録』の記述から、光秀の祖先が土岐氏に背いて六角氏を頼り、近江国犬上郡で生まれた可能性を指摘している。
同郡の多賀町佐目(さめ)には「十兵衛屋敷跡」(十兵衛は光秀の異名)と呼ばれてきた場所がある。高室山城はその詰城か?