引地山城 (ひきちやまじょう) (到津城)
最寄地 福岡県北九州市小倉北区都1丁目16−16 2021.4.10
引地山城 (ひきちやまじょう) (到津城)
最寄地 福岡県北九州市小倉北区都1丁目16−16 2021.4.10
登城ルート(緑線は車道)
ここから登る
2郭・主郭東側切岸
主郭・土塁
西側堀切
引地山城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【感想】 北九州市都1丁目16の山林となっており、周辺は住宅地で囲まれている。
3m程の切岸を挟んで東西2つの郭から構成され、主郭北側に帯郭、主郭の西に堀切がよく残っている。
【案内】 国道3号線「都二丁目」交差点の次(西)の信号より右折、約300先を右折し、約270m下って行った表記番地向いに城跡がある[マップコード16 432 792*30](地図)。
民有地の様で北東側から登ると、間もなく2郭と主郭切岸付近に出る。
3m程高く西側に主郭があり、北側に帯郭がある。主郭西側に低い土塁があり、堀切とそれに続く竪堀が南に伸びている。その西も曲輪と思えるが、工事中であった。
【歴史】 平安時代、宇佐大宮司到津中務少輔によって築かれたと云われる。
鎌倉時代、宇佐大宮司の代官として清末氏が城主となったという。
天文年間(1532~55年)には清末駿河守公朝、清末左馬助が城主であった。