霜山城 (しもやまじょう) (下山城・野口城)
最寄地 和歌山県橋本市隅田町中島285 2018.7.12
霜山城 (しもやまじょう) (下山城・野口城)
最寄地 和歌山県橋本市隅田町中島285 2018.7.12
登城ルート
登り口
主郭
北側内堀
北側外堀
東郭・北側土塁
東郭東の空堀
霜山城 主郭跡(地図)
【遺構★★★★☆】
【感想】 橋本市隅田町中島の台地先端部に築かれている崖端城となっている。
台地基部との間に2重堀切がよく残っている。また東西2つの郭の周囲には夫々空堀、土塁が残っている。
【案内】 京奈和自動車道「橋本東IC」より出た国道24号線交差点をそのまま京奈和自動車道南を直進し、一つ目の信号を越え約700m行き左折して南へ行く。
こんもりした森が見え南西側表記番地先から登ってみた[205 887 250*36](地図)。周辺の道路は狭く駐車スペースは限られる。
表記番地南より登ると間もなく、主郭南西の空堀の外側土塁に出る。竹林となった主郭は広く東側に土塁が残り、空堀を挟んで東郭がある。東郭の東にも深い空堀がある。北側の台地との間に2重になった空堀が残っている。
【歴史】 築城年代は定かではないが、室町時代に隅田氏の一族野口氏によって築かれたと云われ、地元では「野口城」とも呼ばれている。
霜山城は、岩倉城と共に隅田氏一族の城であったが、永禄元年(1558年)に畠山昭高が城主となった。
廃城時期ははっきりしない。