富貴谷城 (ふきたにじょう) (淀山城)
所在地 鳥取県八頭郡智頭町大字智頭 2020.5.6
富貴谷城 (ふきたにじょう) (淀山城)
所在地 鳥取県八頭郡智頭町大字智頭 2020.5.6
登城ルート
橋から入る
北東の郭
2郭東の堀切
2郭・崩落個所
頂上主郭切岸
主郭・切岸
富貴谷城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高20m】
【感想】 新見川右岸の標高251mの小山に築かれており、全体的に藪化している。
最高所の主郭の北東に細長い2郭があり、大堀切で尾根を遮断しており、見応えがある。北東の小郭の先に、土塁付の堀切が2ヶ所残っている。
【案内】 県道6号線(津山智頭八東線)より「智頭木材ハウス産業」(智頭町大字智頭2682−7)に向かう。
工場の先の路肩に駐車し工場入口の向いに橋があり、そこから入る[マップコード390 641 041*80]。
【歴史】 南北朝時代の暦応元年(1338年)、足利尊氏の武将草苅貞継が智頭群を賜り築城したと云われ、その後、草苅氏代々の居城となった。
天正年間頃には、作州・矢筈高山城の草苅伊賀守景継の一族草苅重継が城主であった。