高梨城 (たかなしじょう)
最寄地 島根県邑智郡美郷町都賀行582−27 2021.6.10
高梨城 (たかなしじょう)
最寄地 島根県邑智郡美郷町都賀行582−27 2021.6.10
登城ルート
水神宮参道
水神宮
主郭・鉄塔
南西の堀切
南西次の堀切
高梨城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高90m】
【感想】 丁城の北西約3kmの標高178mの山頂に築かれている。鉄塔部分は石垣設置で改変されており、西側は草で覆われはっきりしないが、南西尾根に2条の浅い堀切が残っている。
【案内】 国道375線より「高梨大橋」を渡って、西に行くと高梨集会所(表記番地)がある[マップコード430 224 558*37]。「高梨大橋」を渡った西のバス停横に駐車できる。
集会所左から裏側に廻って住宅地の山側に「水神宮」参道がある(地図)。
参道を登り「水神宮」へ行き、その手前から鉄塔管理道があり、2本目の紅白の鉄塔の所が主郭で、西に少し下がって平坦地がある。
南西に下ると2条の堀切が見られる。
【歴史】 室町時代後期、小笠原氏によって築かれたと云われる。
永禄元年(1558年)毛利元就は、別当城で温湯城城主・小笠原長雄を破り、小笠原長雄は温湯城に退却した。
翌年、温湯城を攻め、小笠原長雄が毛利軍に降伏した後、毛利の重臣口羽通良が丁城主となり、その出城として改修されたと考えられる。