仁保城 (にほじょう) (仁保島城)
所在地 広島県広島市南区黄金山町1156 2021.6.7
仁保城 (にほじょう) (仁保島城)
所在地 広島県広島市南区黄金山町1156 2021.6.7
登城ルート(緑線は車道)
南側の放送所
案内図
北の山頂
展望台
南東眺望
仁保城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 広島市南区の標高222mの黄金山にあり、南北2つの山頂と中間の鞍部の郭から構成されている。
全体的に城跡の雰囲気はあるものの、改変されており遺構は消滅している。
黄金山は周囲に遮るもののない独立した山で、展望台からは広島の四方の市街が眼下に望め、人気のあるスポットのようだ。
【案内】 広島市南区黄金山町にある黄金山まで車道が設けられており「黄金山ハウス」(表記番地)の駐車場に通じている[マップコード22 104 513*56]。
駐車場南の山頂には広島FM放送黄金山送信所が建てられている。また北の山頂は展望台となりコンクリートで覆われている。
【歴史】 広島湾頭に浮かぶ要害の山城で、明応四年(1495年)武田氏は府中城主白井光胤に仁保城の警護を命じた。
天文十年(1541年)武田氏滅亡後、毛利元就の勢力下に入った。
厳島の合戦の前哨戦として天文二十四年(1555年)七月、陶晴賢の武将・三浦房清が攻めて来た時、城将・香川光影が防戦し撃退したと云われる。
その後、天正十九年(1591年)までに毛利家臣の三浦元忠が仁保城を守った。