出野城 (いでのじょう)
最寄地 京都府船井郡京丹波町出野 2017.3.24
出野城 (いでのじょう)
最寄地 京都府船井郡京丹波町出野 2017.3.24
無線塔・一の鳥居から登る
石段
最高所の石垣・拝殿
主郭背後の切岸・腰郭
出野城 主郭跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高50m】
【感想】 由良川左岸の比高約50mの独立丘陵にあり、八幡神社境内となっている。遺構は神社背後に腰郭、切岸、浅い竪堀が認められる程度で少ない。
【案内】 国道27号線「出野」交差点より府道59号線に入り、約200m行き左折約200m行くと左側に無線塔があり、八幡神社鳥居が見える[マップコード174 073 082*56]。車道もあるが狭く急で、徒歩で神社へ登った方がよい。
鳥居を潜り登ってゆくと、2の鳥居があり、少し登って2段になった八幡神社境内となっている。北側に土塁、浅い竪堀がある。
【歴史】 鎌倉時代、承久の乱(1221年)の功により、和知荘地頭職を賜った片山平九郎右馬允が武蔵国片山郷(埼玉県新座市)より移り、その後、築城したと思われる。
天正年間(1573~92年)頃、片山氏に代わって出野氏が居城としたと云われる。