鮎河館 (あゆかわやかた)
所在地 滋賀県甲賀市土山町鮎河 2017.3.23
鮎河館 (あゆかわやかた)
所在地 滋賀県甲賀市土山町鮎河 2017.3.23
説明板
居館跡・空堀
空堀・石垣
空堀・石垣・城址碑
鮎河館跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 鮎河城の北東山麓にある鮎河氏の居館跡と推定されている。部BB材は田圃となっており、空堀跡が東西に伸び、西端に城址碑、説明板が建てられている。野焼きをされている人に訊いたら、居館跡(写真)の一角に井戸が残っていたが、近年田圃にするため埋められたとのことだった。
【案内】 県道9号線をより東に行った地蔵堂の南東にあり、田圃となっている。西側の道路横に「鮎河城跡」の石碑が建てられている[マップコード213 731 556*44] (地図)。
【歴史】 南北朝時代、南朝方の頓宮弥九郎(鮎河弥九郎)が南朝軍反撃の拠点とした。建武五年(1338年)頓宮弥九郎は兵を挙げ、鮎河城に立て籠もったが、北朝方の佐々木秀綱に従った山中橘六、小佐治右衛門三郎、美濃部兵衛三郎らの軍に攻略され、落城した。