松尾城 (まつおじょう) (三股城)
最寄地 宮崎県都城市山之口町花木1630 2019.3.6
松尾城 (まつおじょう) (三股城)
最寄地 宮崎県都城市山之口町花木1630 2019.3.6
あじさい公園
階段・模擬天守
南東の郭
南東から見た模擬天守
南東の堀切
松尾城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高40m】
【感想】 都城市山之口町にある「あじさいハウス」南東の標高216.9mの山頂に築かれている。展望台の南東に伸びた細長い曲輪がある。南東に堀切が残っている。
【案内】 県道47号線より東に行った「あじさいハウス」(表記番地)駐車場が利用できる[マップコード117 678 448*75]。
あじさい公園となり、階段を登ってゆくと、主郭に着き、模擬天守の展望台が建てられている。
【歴史】 築城年代は定かではないが、肝属兼重によって築かれたと云われる。
兼重は南朝方に属し北朝方の畠山軍と戦うが、延文四年(1339年)敗れ高山城(こうやま城)に退いた。その後畠山義顕も在城したといわれる。
後に和田氏、高木氏が城主となったが、両氏が島津氏に殺されると樺山安芸守が城主となった。
明応四年(1495年)島津氏と伊東氏との飫肥・三俣の交換によって伊東氏の所領となり、伊東八外城の一つとして川崎甲斐守、村山氏が守将となった。
天文三年(1534年)北郷氏によって攻められ落城した。